レポート

2025卒『インターンシップ』で何が変わる?改定のポイントを分かりやすく解説。

2023.05.15

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◎令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります


【 2025卒から 】定義の改正でインターンシップは何が変わる?


変化の激しいVUCAの時代にあり、学生一人一人がキャリアを

自らデザインする能力を高めることが重要視されています。


2025年卒からの「インターンシップの定義の変化」に伴い

企業が気をつけるべき点を学びました。情報を共有します。


学生の皆さまは、これからのキャリアを考えていく上で、

「インターンシップの定義の変化」と「4つのタイプ」の理解を通して、

産学協働への取り組みを参加し、有効活用することで

自らのキャリアを決定していく経験へ繋がると思います。

ご参考にしていただけましたら幸いです。

\わくわくするような、LIFE=WORKを考えていきましょう!/

LIFE=WORKでは、筑後地方、福岡県、九州北部…多様な仕事をご紹介しています。)


◎令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります

産学協議会の合意のもと「インターンシップ」が新しく定義されました。

「インターンシップ」とこれまで一括りに明記されることがあった取り組み、

例えば、1DAYインターンシップなどを4つの類型に整理されました。


【 4分類 】

タイプ 1. 
オープン・カンパニー


企業による説明会・イベント

タイプ 2. 
キャリア教育


大学等の教育プログラム

タイプ 3. 
汎用的能力・専門活用型インターンシップ


職業における実務体験

タイプ 4. 
高度専門型インターンシップ


高度な専門性のある実務の体験


今回の改正では、質の高い(=就業体験のある)インターンシップの普及のために

「タイプ 3. 」「タイプ 4. 」をインターンシップと称し、一定の要件を満たすことが明示されました。

また学生情報の取り扱いについても、採用活動への使用は「タイプ3.」「タイプ4.」に限定されました。


▶︎ 詳しい解説動画はこちら

【産学協議会事務局解説 Ver.1 】産学協働による学生のキャリア形成支援活動(4類型)の推進
(Youtube 経団連/Keidanren)より


【インターンシップと称する主な要件】※タイプ3の場合

・就業体験 (職場での受け入れ)

・実施期間 (汎用的能力は短期:5日間以上・専門的能力は長期:2週間以上〜)

・指導   (学生へのフィードバック)

・長期休暇 (学業へ配慮した期間での実施) など

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